和の喋り方が僕とか敬語ではなく俺と言っていた。ほんとの和がこっちだろう。


「ねぇ、どうして…私なんか助けたの!?わ、私嫌われてて…かずちゃんが死んじゃうなんて絶対にやだよぉぉ…うぅぅ…」



「大事な…幼なじみだから、な…ゴホッ 俺が…お前を守らないと…お前が嫌われてても…俺はお前のこと、好きだったぞ…ゴボッ」



そういった和は、血を吐いた。