「…格好いいなぁ…」



でも、私の気持ちを代弁したのは、何時の間にか隣にきていた円香だった。



「透せんぱい、サッカー得意なんだよねぇー。もう、きゅん要素あり過ぎ!」


そう言って私と同じ様に窓の外を見てる円香は、瞳がハートマークになっていて他の誰も見えてないみたいだった。