ちらり。

私は3階の教室から、そっと視線を校門の方へ降ろした。




この人たちは、危険。



本能が、そう告げている。



だけども、どうしても…視線で追ってしまうのは…どうして?




多分、自分にないものを、沢山持っている…そう思うからだろう…な。