君の隣で笑いたかったーーーー


君がそばにいれば怖いことなんてない。


だけど、ごめんな。

こんなやり方になったけど、、



どうか、悲しまないでーー。


どうか、自分を責めないでーーー。


救急隊員の声が微かに聞こえる。


そんな意識の中…………「花月 凛の……ドナーに。俺を、ドナーに」


血まみれの手で、隊員の腕を引っ張る。


これが、俺の見た最後の記憶ーーーー