凛が、長く生きられなくても付き合いたい。

同情とかじゃなく、ただ単純に凛が好き。


それだけじゃ、足りなく思えてきた。


とにかく、探した。


俺がこんなに必死になるのも、きっと凛が初めてで。


全国、バイクで走りきり1つの病院にたどり着く。


有能な医師、そして、ドナーの発見。


「すいません、星宮ですが。」


ナースステーションに、声かけるも、誰もいない。