「総長が居なくなってから、もう一週間か」


頼が呟いた。


「凛も、もうダメっぽい。ドナーすら見つからない。どうしたら……」


このままじゃ、凛が消えてしまうーーー


凛のいない人生なんて、俺には考えられない。


小さい時からずっと一緒。

君のいない道は俺にはない。