「聖也。

聖也って呼べ」


「聖也ーーー好き」


いつまでそうしてたか、気づいたら朝になっていた。


隣には、一緒にベットで眠る聖也と、凛。


抱き合うように、眠ってる。


ー 君は消えないよ。 俺が消えさせはしない。 ー


眠ってる凛のオデコにキスをすると、またな、と出て行く聖也。


寝てる凛の瞳から、大粒の涙が零れた。