住んでる場所は違っても、毎日の様に頼はきた。


彼女・凛を連れて。



凛と出会って、半年が過ぎた最初の冬。


毎日の様に来ていた二人をいつしか見なくなった。


「なあ、最近凛ちゃん来ないけど、頼知らない?」



蓮が、ゲーム片手に聞いた。


「凛は、もう来れないよ」


「何で?教えて、頼くん。LINEしてもなんの返信もないんだよ。心配で。」



頼はみんなを見回すと、ため息を着き話始めた。