「総長さん、離して‼」
ダメ、抱き締めないで‥‥
この気持ち、諦められなくなるじゃない。
耳元で喋る。
「好きだ」
誰にも聞こえないぐらいの、小さな声で。
触れるか触れないぐらいの優しいキス。
「泣くな、離れにくくなるだろう。俺は、大丈夫だ」
根拠のない、気持ち。
俺は弱くないから大丈夫だ。
俺は聖竜の総長だ。
俺が揺れてどうする。
「もう、大丈夫だな。"あいつ"のとこいけ。
泣いてるなよ」
その背中に話かける。
最後にみた凛の顔が忘れられないモノになった。
ダメ、抱き締めないで‥‥
この気持ち、諦められなくなるじゃない。
耳元で喋る。
「好きだ」
誰にも聞こえないぐらいの、小さな声で。
触れるか触れないぐらいの優しいキス。
「泣くな、離れにくくなるだろう。俺は、大丈夫だ」
根拠のない、気持ち。
俺は弱くないから大丈夫だ。
俺は聖竜の総長だ。
俺が揺れてどうする。
「もう、大丈夫だな。"あいつ"のとこいけ。
泣いてるなよ」
その背中に話かける。
最後にみた凛の顔が忘れられないモノになった。



