「けど、心配だな。寝る順番決めてくれないと、無理。

彼女襲われたらやだし、俺は聖也さんの隣がいいな。

いくらなんだって、幹部の彼女に手を出すわけないし。総長なら、安心っす」



頼が、ウキウキで手を挙げた。


チラリ、と凛を見れば安心しきった顔してて、それがまた可愛い。


「じゃあ、俺も隣が聖也なら安心だわ。あいつらよか、まし」


おいおい。俺の意見はないのかよ。


「「いいよね?」」


目がマジで頷くしかできない。そして、今夜から俺の両隣は、凛と弥生が寝ることに。

俺達のこの選択は、間違っていたんだ。