通りゃんせの神様は寂しがり屋

「……ゆっくりで構わん。

別に急いでないしな……おぬしがいたいだけ、ここにいれば良い……」


『………………

ねぇ、本当に神様なの?』


「…………あぁ。」


『…………本当に私の願い……一つ……叶えてくれる?』


「…………あぁ。叶えてやる。」


微笑んで頷く姿は意外とかっこよく見えた。


こういう人が世にいうイケメンというやつなのだろう……




『…………ゆっくり決めたいから、また今度でもいい?』




「……お主がいいなら……我は構わん。」







そう言って私は、話を戻した。