通りゃんせの神様は寂しがり屋

何だか変な気持ち……



さっき知り合ったばかりの、変態に自分は正真正銘本物の神だと言われ、お礼を言われ……



何がどうなったのか、頭を撫でられて……



普通なら、知らない人に頭を撫でられていい気になる人なんかいないだろう。





でも、なんか違う……この人は……


なんか違うのだ……



全てを包み込んでしまうような……

とても暖かい……心地よい何かを感じる。


根拠はないし、認めたわけでもないが……





もしかしたら……本当にこの人は……




「あぁ……そうだ……我が神だという証拠だったか?

……そうだな……よし!!スズの願いを一つだけ叶えてやろう!」







『……願いを?』






「……あぁ。何がいい?欲しいものなどがあれば言ってみよ」




少し笑いながら言っているこの人は、もしかしたら……本当に……



さっきから、喋り方もおかしいし……