通りゃんせの神様は寂しがり屋

私は実際、神や妖怪といった類いのものを信じてはいない。


そんな非科学的なことは全く信じることは不可能。



とうてい、この人の言っている事だって、信じてはいない。




私をただ弄んでいるだけ……

それだけに過ぎない…………






……と思っていた……


今までは……





?「……本当の名か……

すまぬが、我は神である故、今は言えぬが……いつかは教えてやろう。

我はこの社に住む、天神。」




『……天神……

……嘘だ……神なんて……いる訳……』




天神「いるさ……ここにな……

我はここの社をずっと見守ってきた。

最近、少しの間社を留守にしたんだが、
その間、スズが毎日ここに来てくれたおかげで、悪い気が寄り付かなかった。」




『……私の……おかげ……?』




「あぁ……そうだ……ありがとな」






『…………』