『まもなく出発いたします。~~』 飛行機の座席に座り、出発を待つ。 時間になり、飛行機がゆっくりと動き出した。 「…!!」 何気なく窓の外を見てた私の目に飛び込んできたのは、ロビーで息を切らしながらこちらを見ている連夜だった。 「れん…や…」 知らず知らずのうちに涙があふれる。 最後の私は笑顔がいい。 泣きながらも笑顔を作る。 連夜が遠く見えなくなっていく。 …あなたが大好きでした。