「うん! じゃあ行こっか!」


もう絶対どこにも迷い混まないように、私は彼方の手をギュッと握ったんだ。











……──こうして少女は、



大切で大好きな人たちと共に、

大切で大好きな彼と共に、



ずっとずっと幸せに、

かけがえのないこの世界で暮らしていったのです。










おしまい。



【不思議の国の柚月ちゃん!:END】