飲み始めて1時間は経過した頃か。
とにかくそばにあったボトルを開けてひたすら飲み続けてはいるが、意外と自分は酒に強いことに気づいた。
しかし1時間ノンストップで飲み続けていることもあってか、そろそろ気持ち悪い。
最初は私の飲みっぷりを見ていたが、各自タバコを吸いに行ったり、喋りながらもちびちびと飲んでいたりと、私に視線が集まることはもうなかった。
「まだ飲んでんの?そろそろ気持ち悪くない?」
「ツバサさん……かなり気持ち悪いれす。」
「吐きそ?」
「ひっく、吐き気はないなぁ。」
「開店までしばらくあるから寝てようか。
あ、もうここで寝ちゃっていいよ。」
「あい。」
普段はホスト達が接客をするソファーに横になり目を瞑ると、数分も経たないうちに眠りに落ちてしまった。

