-数日後-
「歓迎会ですか?」
「そう、君の歓迎会。
君の大学と居酒屋のバイトが休みの日にでもしようかと考えてるんだが、どうかな?」
「あー…そうですね。」
あれから数日。
特に何かあるわけでもなく、着々と時は進んでいた。
常連客の金持ち達はどうやら旅行にでも行っているらしく、しばらく顔を見ていない。
そんなある日、開店前にオーナーに声をかけられ話してみればこれだ。
歓迎会などいちいちやらなくても文句など言わないというのに。
世話焼きというか、はっきり言えばめんどくさい。
「別に私はそんなことしていただかなくても…」
「まあまあいいじゃないか。
ここ数日働きっぱなしだろ?少しは羽を休めたらどうだ。」
「は、はあ。」
羽を休めるといっても、本来なら寝ているはずの午前から午後にかけて気の抜けない男だらけの歓迎会。
歓迎会が終われば深夜1時までここで働かなければならないのだ。
休むどころか疲労が蓄積されていくだけなのである。

