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深夜1時、初日の営業を終え1人でほっと息をつく。
今は店の裏へゴミを捨てに来ているところだ。
ゆりあという常連客は”オーナーと仲が良い”と言っていたが、オーナーが私を雇ったのである。
辞めさせることなど到底できないのだ。
「アホばっかり…。」
「星鎖ちゃんお疲れ様!」
「うわっ!!あ、あぁぁマサトさんでしたか…。」
「ごめん、そんなに驚くと思ってなくて。」
マサトさんはしゃがみこんだ私にわざわざ目線を合わせる。
急に声をかけられたために思わず女性とは思えない声が出てしまった。
かなり恥ずかしいので今すぐこの場からいなくなってしまいたい。

