「こちらがトイレになりま「あのさぁー」…?」
「星鎖ちゃんだっけ?
悪いけどさぁ、朔真はゆりあのだから。
それに、いくらホストクラブのウェイトレスしてるからって男に囲まれていい気にならないでね?」
「別にいい気になっては「はぁ?どうせ浮かれてんでしょ?」いや、だから」
「言っとくけど、ここの常連みーんなあんたのことなんか認めてないから。
むしろ邪魔者だとしか思ってないよ?」
私だってやりたくてこの仕事をやっているわけではない。
そんなことを言われては困るし、私には辞める理由がないのだから仕方ないではないか。
「早い内にやめないとどうなるかわかんないよ?ゆりあここ通って長いからオーナーとも仲良いし、あんたなんかどうにだってできるんだからねぇ?
ってなわけで、ゆりあ先戻るねぇ。」
わざわざそれを言うためにここへ連れてきたらしく、彼女はそそくさとテーブルへ戻っていった。

