「な!今日だけやって〜。それにお姉ちゃんが奢るから〜。」
どちらにせよ痛い目を見るかもしれないのだ。
だったら私は______
「あれ?月美さん!今日も来てくれたんすね!」
「マサトくん!今日も来ちゃいましたぁ〜。」
「いっぱい飲んでって下さい!ってあれ、お友達っすか?」
やけに顔の整った青年がこちらを見る。
店の中にいないということはまだ新人なのだろうか。
「妹!20歳になったから飲みに来てん!」
「…どうも。」
「あぁ!妹さんっすか!楽しんでってくださいね!」
楽しめるものか。帰れない雰囲気になってしまったではないか。
「じゃあ俺が案内しますね!」

