その日の帰り道は、とても寂しくて… ぽっかりと左側が空いてしまっていました。 1ヶ月前までは普通だったはずなのにです… あそこの垣根のツツジは見覚えがあります。 桃色と白の。 「雨宮くん、ツツジだよ」 桃色のツツジをプチンと1つ貰って、頭に付けました。 「ハワイっぽい?」 首をかしげた私に、ぷはっと雨宮くんは笑った。