──友だち… 「なぁーんだ、そーだよねー」 「もう!雨宮くんがそんな事言うから焦るじゃーん」 周りから安堵の声が漏れていきます。 なのに、私の心はズキズキと傷んで、悲しくて、心が痛い… ─────私たちは友だち… 「ねぇ、友達ならさ、たまには私たちに雨宮くん譲ってよ」 「そうそう!橋本さんだけ、雨宮くん独り占めってせこくない?」 私たちは友達なのです。 友達に優先順位はあるのでしょうか。