嫌い、嫌い、嫌い。でもやっぱりすき。


「――ねぇ」

「……なんだよ」


「頑張ってよ、応援してるから。弱いアンタなんて嫌いだからさ。いつものアンタでどんと向かって行きなよ」



そう言って、私は精一杯の強がりを見せた。




本気で思ってもいない言葉。


ちょっとしたいじわる。




――きらい。

――嫌い。

――大嫌い。




……なんてね、ウソだよ。





想いは通じないって、分かった今でも。




やっぱり、すきなんだ。