どれだけ、そうしていたのだろう。 私はまだその春色の手紙を開けていないことに気が付いた。 少し座り直して、その手紙をレターナイフで丁寧に開けた。 中には2枚の便せんが入っていた。 2枚目にはほとんど何も書かれていないようだ。 三つ折りのその便せんをゆっくりと開いた。 懐かしい文字が目に入って、私の時間はゆっくりと流れ始めた。