その翌日の土曜日、イラスト同好会の送別会があった。 時間は夕方からだったけど、昼からハルと会った。 彼は朽網駅まで車で迎えに来てくれた。 そして、市立大学に行って、タモリさんとセッションを楽しんだ後、あの貯水池までドライブをした。 そこで、私たちは初めてキスをした。 そのことで、それまでほんの少しだけ、二人の間にあった見えない壁が完全になくなった。 ハルといるだけで暖かい… そんな気持ちでいられた。