お狐様と妖怪事件簿








「ごめんなさい…服を汚してしまって…」






「気にすんな」






でもなんでこの人はここにいるんだろ?






そしてその頭についてるのは何?






「あの、あなたは一体…」






「俺か?俺は銀河、妖狐だ。」





ヨウコ?




あの狐と人のハーフみたいなの?







「半分合ってて半分違う。」






「え?」






この人(?)心読めるの?!






「んー、簡単に言うと、俺は妖怪で、妖怪の住む街に住んでて、お前を殺すように言われて来た。」







あー、私殺されるの…






まぁ、この人になら殺されてもいいかな…






どうせわたしはいてもいなくても一緒だし…









「でも、俺はお前を殺したくない。」








…はい?さっさと殺してもらいたいんだけど…






「なんでと言われても…俺が殺したく無かったからだ。」







そ、そうですか…








「なぁ、お前、俺と一緒に来ないか?」








「は?だってあなた私を殺すように言われたんでしょ?怒られるわよ?」








「あんたじゃねー銀河だ。」








そこ?!早く殺してよ…どうせ私は生きてても意味無いんだから…








「どうする?」







「…とりあえず明日まで待って」






なんか色々あって疲れた。






「おう。」









「あなたどこで寝るのよ?」








「銀河。テキトーに野宿でもするよ。」






野宿って…







「あな…銀河。銀河さえ良ければここに泊まれば?どうせ私は1人だし」







「お前…この家に一人でずっと住み続けてんのか?









「お前じゃなくて悠里。四年前からね…」







はぁ、また思い出しちゃった…






「…そうか悠里。ならここに泊まらせもらう」