それでも時間が解決してくれた。
しばらくするとポツポツと話し始めるようになり、ほぼ元通りの会話ができるようになった。
「霧島くん。本山くん死にそう……」
ランニングが終わり倒れ込む本山くんの横を通り過ぎていく大河に声をかけると「しょうがねぇな」と本山くんを立たせる。
「悟。お前食いすぎだ。体重絞れ」
「なこと言ったって、飯が俺を呼ぶんだよ」
「呼んでねー!」
相変わらずのふたりだけど、やっぱりこのバッテリーは最高だ。
最初は大河の球が速すぎて尻餅をつくこともあった本山くんも、最近はガッシリ受け止めている。
「パーン」と乾いた音を立てながらキャッチャーミットに収まる大河の球は、日に日にキレを増していく。
ただ……コールド負けした秋季大会から他校と練習試合をしたものの、完敗。
二年生のふたりのピッチャーを使い果たし、大河が八回から登板して三者凡退に抑えたにもかかわらず、旭日は得点できず、八回までに失点していたのでそのまま負けてしまった。
しばらくするとポツポツと話し始めるようになり、ほぼ元通りの会話ができるようになった。
「霧島くん。本山くん死にそう……」
ランニングが終わり倒れ込む本山くんの横を通り過ぎていく大河に声をかけると「しょうがねぇな」と本山くんを立たせる。
「悟。お前食いすぎだ。体重絞れ」
「なこと言ったって、飯が俺を呼ぶんだよ」
「呼んでねー!」
相変わらずのふたりだけど、やっぱりこのバッテリーは最高だ。
最初は大河の球が速すぎて尻餅をつくこともあった本山くんも、最近はガッシリ受け止めている。
「パーン」と乾いた音を立てながらキャッチャーミットに収まる大河の球は、日に日にキレを増していく。
ただ……コールド負けした秋季大会から他校と練習試合をしたものの、完敗。
二年生のふたりのピッチャーを使い果たし、大河が八回から登板して三者凡退に抑えたにもかかわらず、旭日は得点できず、八回までに失点していたのでそのまま負けてしまった。



