冷たく突き放された今の私には、すがりつきたくなるような言葉だった。
その日の帰りも、いつものように大河のうしろをついていった。
そして家の近くの駅で降りると、彼が待っていてくれた。
「行くぞ」
そのひと言だけで胸がいっぱいになり、瞳が潤んできてしまう。
だけど、ゆっくり歩き始めた大河はなにも言わない。
私も自分からなにかを言う勇気はなかった。
それでも、家の前に着くと彼は立ち止まり、じっと私を見つめる。
「ノート、サンキュ」
「……うん」
「じゃ」
彼はそう言い残して家に入ってしまう。
本当はもっと話したかった。
真田くんとは偶然会って話したけれど……私は大河を応援しているんだと、伝えたかった。
でも、薬局でも話してしまったという罪悪感から、なにも言えなかった。
その日の帰りも、いつものように大河のうしろをついていった。
そして家の近くの駅で降りると、彼が待っていてくれた。
「行くぞ」
そのひと言だけで胸がいっぱいになり、瞳が潤んできてしまう。
だけど、ゆっくり歩き始めた大河はなにも言わない。
私も自分からなにかを言う勇気はなかった。
それでも、家の前に着くと彼は立ち止まり、じっと私を見つめる。
「ノート、サンキュ」
「……うん」
「じゃ」
彼はそう言い残して家に入ってしまう。
本当はもっと話したかった。
真田くんとは偶然会って話したけれど……私は大河を応援しているんだと、伝えたかった。
でも、薬局でも話してしまったという罪悪感から、なにも言えなかった。



