「あれ、大河もイヤなのか?」
するとそれに気づいた本山くんが尋ねている。
「悟と一緒にするな」
大河は本山くんをにらんだ。
「なんだ。お前も凡人になったかとばかり……。やっぱ、変人のままだ」
「はぁっ? 変人ってなんだ?」
「だってよー、あのランニングをふつーの顔してできるなんて、変人以外のなにものでもないだろ?」
いつものふたりだ。
本山くんはこうやって大河の張りつめた心を緩めてくれる。
本当は私がしなくちゃいけないのに。
「もうしゃべってられね。お先」
大河に元気が戻ってきた。
大河がさっさとランニングに行ってしまうと、本山くんもようやく重い腰を上げる。
でも彼はランニングに行く前に、グラウンドを整備していた私に話しかけてきた。
「なんかあったのか? 大河が変なときは、大体波多野が絡んでる」
「ううん、別に……」
昨日のことはなんとなく言いにくい。
するとそれに気づいた本山くんが尋ねている。
「悟と一緒にするな」
大河は本山くんをにらんだ。
「なんだ。お前も凡人になったかとばかり……。やっぱ、変人のままだ」
「はぁっ? 変人ってなんだ?」
「だってよー、あのランニングをふつーの顔してできるなんて、変人以外のなにものでもないだろ?」
いつものふたりだ。
本山くんはこうやって大河の張りつめた心を緩めてくれる。
本当は私がしなくちゃいけないのに。
「もうしゃべってられね。お先」
大河に元気が戻ってきた。
大河がさっさとランニングに行ってしまうと、本山くんもようやく重い腰を上げる。
でも彼はランニングに行く前に、グラウンドを整備していた私に話しかけてきた。
「なんかあったのか? 大河が変なときは、大体波多野が絡んでる」
「ううん、別に……」
昨日のことはなんとなく言いにくい。



