でも……線路の向こう側で大河がじっと私を見つめているのに気づき、悪いことをして見つかったときのように、心臓がドクンと音を立てる。
なんだか気まずい。
真田くんとは偶然会っただけとはいえ、他の学校の野球部の部員と話しているなんて、気分がよくないかもしれない。
ましてや旭日とは対照的に快進撃を遂げている桜花のエースなのだから。
それからすぐに大河と同じホームに行き、いつものように離れて電車を待った。
こちら側にも旭日の制服を着た生徒がちらほらいるし、反対側のホームにはまだ本山くんや野球部の仲間がいる。
本山くんと少し離れたところに立つひときわ大きな真田くんにふと目が行ってしまったけれど、私は慌てて逸らした。
すると……大河が珍しく寄ってきて、私の隣に立った。
「栞」
「うん。どうかした?」
「アイツのこと、知ってるのか?」
「桜花の真田くんでしょ? 皆、知ってるよ?」
なんだか気まずい。
真田くんとは偶然会っただけとはいえ、他の学校の野球部の部員と話しているなんて、気分がよくないかもしれない。
ましてや旭日とは対照的に快進撃を遂げている桜花のエースなのだから。
それからすぐに大河と同じホームに行き、いつものように離れて電車を待った。
こちら側にも旭日の制服を着た生徒がちらほらいるし、反対側のホームにはまだ本山くんや野球部の仲間がいる。
本山くんと少し離れたところに立つひときわ大きな真田くんにふと目が行ってしまったけれど、私は慌てて逸らした。
すると……大河が珍しく寄ってきて、私の隣に立った。
「栞」
「うん。どうかした?」
「アイツのこと、知ってるのか?」
「桜花の真田くんでしょ? 皆、知ってるよ?」



