「痛いですか?」
「いや、平気。またごめんね」
「いいですよ、このくらい」
真田くんの手も、大河と同じように皮膚が硬い。
消毒のあと、絆創膏も貼った。
「手が大きいですね」
「うん。指が長いからフォークは投げやすいかな」
彼は私の手を不意につかみ、自分の手を合わせる。
「こんなに違うや」
彼の言う通り、合わさった手は、まるで子供と大人のようにサイズが違う。
でも、それより……こうして突然触れられたことに驚いてしまい、頭が真っ白になった。
治療で触れるのとはわけが違う。
「あっ、ごめん。イヤだった?」
唖然としていると、彼が心配げな顔をする。
「いえ、そんなことないです」
大河以外の男の子の手に、こんな触れ方をしたのは初めてだった。
それを意識し始めると、途端にドギマギしてしまう。
だけど、そんなことを考えているのは私だけらしく、再び歩きはじめた彼は、いたって普通の顔をして再び口を開く。
「いや、平気。またごめんね」
「いいですよ、このくらい」
真田くんの手も、大河と同じように皮膚が硬い。
消毒のあと、絆創膏も貼った。
「手が大きいですね」
「うん。指が長いからフォークは投げやすいかな」
彼は私の手を不意につかみ、自分の手を合わせる。
「こんなに違うや」
彼の言う通り、合わさった手は、まるで子供と大人のようにサイズが違う。
でも、それより……こうして突然触れられたことに驚いてしまい、頭が真っ白になった。
治療で触れるのとはわけが違う。
「あっ、ごめん。イヤだった?」
唖然としていると、彼が心配げな顔をする。
「いえ、そんなことないです」
大河以外の男の子の手に、こんな触れ方をしたのは初めてだった。
それを意識し始めると、途端にドギマギしてしまう。
だけど、そんなことを考えているのは私だけらしく、再び歩きはじめた彼は、いたって普通の顔をして再び口を開く。



