ずっとずっと、キミとあの夏をおぼえてる。

私が口を尖らせ反論すると、彼はもう一度私の背中をはたいてくれた。


「洗濯得意だからいいだろ?」


それもマネージャーの仕事ではあるけど……。


「まぁね」

「俺のもあとで持っていくわ」

「部活は終わりました。残念」


洗濯くらい、いくらでもする。
でも、なんとなく恥ずかしくてそう言ってしまった。


「なーんだ、ケチ」

「ケチで悪かったわね!」


顔をクシャッとして笑う彼だけど、やっぱりいつもとは違う。

他の人にはわからないかもしれない。
けれど、長い時間を共にしてきたからか、なんとなくぎこちなさを感じた。