『好きじゃなくなったら』なに?
イヤだよ、大河。
あきらめないで。
まだチャンスはあるんだよ?
しかし、安易にそんな言葉をかけられなかった。
それは、ずっと過酷な練習を見てきたからだ。
来年も試合に出るチャンスすらもらえない可能性があるのに、またあの苦しい練習を続けられるだろうか。
私なら、できない。
手が真っ赤に腫れあがるまでバットを振り、壁に向かって数えきれないほどのボールを投げ……吐くまで走り込む。
あんなつらい練習、目標がなくては頑張れない。
「私は、好きだよ。大河が夢を追っている姿、大好き」
こんなことを言ったら負担になるかもしれないとも思った。
だけど、ここまで努力してきた彼が、まだ可能性を残したままやめてしまうのだけは見たくない。
「へー、栞って俺のこと好きなんだ」
「あのさ、日本語理解できる?」
イヤだよ、大河。
あきらめないで。
まだチャンスはあるんだよ?
しかし、安易にそんな言葉をかけられなかった。
それは、ずっと過酷な練習を見てきたからだ。
来年も試合に出るチャンスすらもらえない可能性があるのに、またあの苦しい練習を続けられるだろうか。
私なら、できない。
手が真っ赤に腫れあがるまでバットを振り、壁に向かって数えきれないほどのボールを投げ……吐くまで走り込む。
あんなつらい練習、目標がなくては頑張れない。
「私は、好きだよ。大河が夢を追っている姿、大好き」
こんなことを言ったら負担になるかもしれないとも思った。
だけど、ここまで努力してきた彼が、まだ可能性を残したままやめてしまうのだけは見たくない。
「へー、栞って俺のこと好きなんだ」
「あのさ、日本語理解できる?」



