「でも、部があんな状態で、その希望が見えなくなって、今は焦ってる」
「焦ってるのは、わかってる」
絶望していることも。
「だから真田と波多野が話しているだけでイライラしたんだと思う。許してやって?」
許してもなにも、私にそんな権利はない。
私が許してもらうほうだ。
「昨日、大河にマネージャーやめろって言われて……」
「はぁっ!? まったくアイツ、素直じゃないにもほどがある。俺がちゃんと話してやるから、波多野はやめたらダメだぞ。波多野がやめたら、本当に甲子園には届かない。いや、アイツ、野球やめちまうかも」
大河が野球をやめるなんてイヤだ。
それだけはどうしても。
鼻の奥がツーンとしてきて慌てて唇をかみしめると、本山くんが心配そうな顔をする。
「な、波多野はいつもどおりにしてろ。大河は俺に任せておけ」
「……うん」
不安いっぱいだったけど、本山くんがいてくれてよかった。
「焦ってるのは、わかってる」
絶望していることも。
「だから真田と波多野が話しているだけでイライラしたんだと思う。許してやって?」
許してもなにも、私にそんな権利はない。
私が許してもらうほうだ。
「昨日、大河にマネージャーやめろって言われて……」
「はぁっ!? まったくアイツ、素直じゃないにもほどがある。俺がちゃんと話してやるから、波多野はやめたらダメだぞ。波多野がやめたら、本当に甲子園には届かない。いや、アイツ、野球やめちまうかも」
大河が野球をやめるなんてイヤだ。
それだけはどうしても。
鼻の奥がツーンとしてきて慌てて唇をかみしめると、本山くんが心配そうな顔をする。
「な、波多野はいつもどおりにしてろ。大河は俺に任せておけ」
「……うん」
不安いっぱいだったけど、本山くんがいてくれてよかった。



