もっと、俺のそばにおいで。



……花恋っていうと、そういうオマケがついてくんのかよ。


……ムカつく。



「そういうことだから。悪い」



笹本に対して、また新たな怒りが湧きあがってきたところで、俺はそう言ってその場を後にした。



教室へ戻るまでの帰り道。

スマホがメッセージを告げた。



「……ん」



歩きながら確認すると、送り主は朋美。


[今から体育館渡り廊下に来れる?]


という内容だった。



「……今から……?」



なんかムシャクシャがより一層深まったし、教室に戻って掃除する気なんて起きねえ。



[OK]



すぐにそう返信して、体育館の渡り廊下まで向かった。



指定された場所までつくと、もう朋美は来ていた。



「何?」



気心が知れたヤツだからか、さっきまでのイラついた気持ちが少し収まる。