花恋で頭がいっぱいの中聞こえてきたそれは。
告白だった。
……高校に入ってから……3度目か……?
「悪いけど俺、彼女いるから……」
花恋と付き合ってから告白されるのは、初めてだった。
俺にはちゃんと花恋って彼女がいるから、そう言ってきっぱり断ると。
「やっぱり……彼女なんですよね……。4組の……今宮(イマミヤ)さんでしたっけ……」
「はっ!?」
俺は素っ頓狂な声をあげた。
今宮ってのは、朋美の名字だ。
「違うんですか……?でも、今宮さんと付き合ってるってウワサですけど……」
「違うし。今宮はただの幼馴染みだし」
「ええっ……そうなんですか?じゃあ、誰と付き合ってるんですか……?」
彼女はほんとに朋美を彼女だと思っていたのか、目を丸くする。



