◇
「え~~~うっそーーーーー!」
翌日。
朝の廊下に杏ちゃんの叫び声が響き渡った。
それは……。
「まあ、ね……」
色っぽく髪をかきあげる友梨ちゃんの頬はいつになく赤く染まっていた。
なんと!
昨日、友梨ちゃんが侑汰くんに告白したっていうからビックリ。
「友梨ちゃんすごいよ!」
あたしだって大興奮。
だって、いままでその気なんて見せず、むしろ邪険にしていたはずの侑汰くんに告白しちゃっただなんて。
「もともと、悪い人なんて思ってなかったよ?明るくて裏表なくてまっすぐだし。でも……」
友梨ちゃんが、真剣な目であたしを見る。



