もっと、俺のそばにおいで。



ビックリした。


てっきり、明日まで学校に来ることなんてないと思ってたから油断してた……。



「誤解、解けたってな」



そうだった……!

サラリと口にした青山くんに、とんでもないことを思いだす。



「あのっ、あの時はどうもありがとうっ……」



結局、あの日のお礼も言えてないままだったんだよね……。

集中攻撃を受けていたとき、かばってくれたことへの。



「ん」


「青山くんがあの時ああ言ってくれなかったら、あたしどうしていいか分からなかったし。でも……」



そのせいで、青山くんは笹本くんを殴って、謹慎なんて事態になってしまった。


それを思うと、あたしだけ万々歳って顔も出来ない。


そこまで言って黙ってしまったあたしに。



「ま、いいじゃん。結果、笹本の悪事が全部暴かれたんだからよ」



気持ちを汲み取ったように、青山くんはそう言って笑った。