もっと、俺のそばにおいで。






放課後。


最終日の今日は、全員旧校舎で作業していた。


途中、仙石先生から声がかかった。



「少し休憩しよう。4日間ご苦労だったな。おかげで作業もスムーズに済んだ。差し入れのジュースだ。俺のポケットマネーなんだからありがたく飲めよ」



校内の自販機で買ってきたのか、段ボールに沢山のペットボトルの飲み物が入っていた。



「イエーイ!」


「先生気が利くじゃん」



先輩たちは大盛り上がり。


わあ、ちょうど喉乾いてたから嬉しいなぁ。


先輩たちが段ボールに群がる後ろから、なにがあるのかなぁ、なんて覗いていると。



「藤井、何がいい?」



青山くんに声を掛けられた。



「えっ……?」


「取ってくるから」



トクンッ……。

胸が、躍った。