もっと、俺のそばにおいで。



「てかさ、アンタも押し付けられてんじゃねえよ。イヤだったらイヤってハッキリ言ったら?」


「……」



長し目が注がれて、押し黙ってしまった。


あのときの会話、全部聞こえてたの?


男女別々で話し合いをしていたけど……きっと、青山くんは一部始終全部見てたんだ。



一気に体が熱くなる。


以前カフェで指摘されたことをまた諭されるなんて、恥ずかしいなんてものじゃない。


でも、嫌でも実際仕事を放棄したわけじゃないし。



「で、でも……誰かがやらなきゃいけないし、部活がある人はほんとに大変そうだし……」


「そんなの逃れるための言い訳に決まってんだろ?テスト前だし、部活だって言ってた図書委員の女子、とっくに帰ってたぜ?」


「ほんとにっ!?」


「お人よしなのもほどほどにしたら?」


「……」