もっと、俺のそばにおいで。



放課後。


図書室の扉を開けると、もう先輩たちは集合していた。


その他にも仙石先生のクラスの生徒なのか、10人くらい先輩がいた。


やばい、遅れちゃった……!


慌ててその輪の中にちょこんと加わる。



メンバーを見渡してみたけど、笹本くんはまだ来ていないみたい。


ほっ。


これだけ人数がいれば、一緒に作業するとかはないだろうし、なんとかやりこなそう……。



「よしっ、これで全員か?じゃあ作業方法を説明するからなー」



笹本くんが来てません……とは言えず、プリントが渡され、作業分担や内容が説明されていた最中。



「遅れました」



そんなボソッとした声で、男子生徒が入ってきた。


わっ……笹本くんが来た!?


そう思って身を縮めながら、ドアの方に首を振ったあたしの目に入ったのは。



……え?



「青山遅いじゃないかー、ほら、早くこっちへ来い」



青山くんだった。