もっと、俺のそばにおいで。




「……っ」



で、でもっ……。

あたし、スカートだし、中にジャージを履いてるわけでもないし……。



ーーーと、さっきの感覚を思い出す。

青山くんとふたり、関根先生から逃げて走った時のことを。


したことのないことをする興奮、スリル。


なんだか、すごく気持ちよかった。


……このドキドキには、中毒性があるのかもしれない。



……あたしも、寝転がってみようかな。


なぜか急にそんな気持ちになって。



「じゃ、じゃあ……お邪魔します……」



青山くんの隣に並ぶように、ごろんと体を横たえた。



目に映ったのは、青い空に白い雲。


大きく広がるうろこ雲が、風に乗って左から右へと流れていた。



「わあ~……」