もっと、俺のそばにおいで。



そう言って、フッと笑う青山くん。


そんな自然な笑顔……お兄ちゃんの顔になっている青山くんに、ちょっと胸がどきどきした。



「そ、そうだったんだ。喜んでもらえて良かった」


「妹の喜ぶ顔が見れてよかったわ」


「……うん、あたしもうれしい……。選んだ甲斐があったな……」



頬をあげて、喜びをかみしめる。


あたしのセンスでなんてどうかと思ったけど、やっぱり青山くんの妹さんも、普通の小学3年生だったみたい。


それに……青山くんにも喜んでもらえて良かった……。



「アンタも寝てみたら?」


「へっ!?あっ、あたしはっ……いいよっ……」



そんなお誘いに、あたしはあたふた。


手を振って、首もぶんぶん振る。



「気持ちいーのに」



手を頭の後ろで組みながら注がれる流し目に、またドキッとした。


太陽の光が反射して、茶色い髪の毛が透けて見えた。