もっと、俺のそばにおいで。



たかがって。


杏ちゃんはこうやっていつも誰とでも友達になっちゃうの?


そりゃあ、男友達の多い杏ちゃんにはそうだとしても、あたしにはハードルの高すぎるミッション。

考えただけで倒れそう。


相手は、あの笹本くんなんだし。



「ほら行こっ!」


「ちょっ……!」



あたしのピュアな感情なんて丸無視されて、あれよあれよというまに2組に到着。


社交的な杏ちゃん。


同中だという女の子と喋っていたかと思ったら、あっという間に笹本くんを呼び寄せてその輪に加わらせて。


うわー、すごい交友力ー……なんて感心していたら。