「はい、タダのミルクティーゲット」
「あ、ありがとう……」
ありがとうっていうのも、変かな。
そう思いながら、複雑な気持ちでミルクティーを手の中に収めた時。
「あーおーやーまーーーー!!!」
その声は突然聞こえてきた。
太く低く、明らかに怒りが込められた声。
「ゲッ……!!」
引き攣った顔の青山くんを確認してから、声の方を振り返ると。
そこに居たのは、スマホを没収した、あの関根先生だった。
わっ……!!!!
「お前ってヤツはあーーー!また悪さしてるのか!!」
どうしようっ……。
先生に見つかっちゃった!
またってことは、青山くんはイタズラの常習……!?
「おい、逃げるぞっ」
焦った声で言う青山くん。



