もっと、俺のそばにおいで。



それにしても、5日の間にみんなこんなに仲良くなったの?


もしかして、また遊びに出かけていたとか?


状況がつかめなくて、まるで浦島太郎状態。



「あの……」



どうしてここに、侑汰くんと智史くんがいるのかの意味で言葉を落とすと。


杏ちゃんが、あたしの耳元でゴニョゴニョとささやく。



「あたし智史くんと付き合うことになったのっ」


「ほ、ほんとにっ!?」



あたしは思わず、智史くんの顔を凝視してしまった。


突飛な声に、智史くんも何を言ったのか分かったらしく、顔を赤らめる。


うわああああ。


あたしが休んでいる間にそんなことになってたなんて。


すごい、すごいよ!



「おめでとうっ!よかったね!」



スマホにお見舞いのメッセージは沢山送ってくれていたのに、そんなの一言も聞いてなかった。