もっと、俺のそばにおいで。



仲がいいからって、女子みたいにいつも行動を共にしている訳じゃないよね。


それとも、またあたしの風邪が青山くんに戻って、休みとか……!?



「……れん、花恋っ!」



はっ……!


やだあたしってば……。
ぼうっとしちゃった。


杏ちゃんに呼ばれ手招きされて、机にカバンを置くと、おずおずとその輪に加わった。



「おはよっ!良かったね~、風邪治って!」


「う、うん。おかげさまでもうすっかり……」



杏ちゃんにいつものテンションでふられ、弾かれたように首を縦におろす。



「心配したんだから~。3日も休むなんてよっぽどツラかったんでしょ~」



友梨ちゃんはギュッと抱き締めてくれる。


女子力の高さを伺わせる、いい香りがした。


友梨ちゃんて感じの爽やかなシトラス系の香りで、なんだか落ち着く。