もっと、俺のそばにおいで。



それってやっぱり、いい人……なんだよね?


途中で倒れて自分のせいにされたくない、なんて。

そんな自己中な想いだけじゃなかったって、信じたい。


青山くんは……ほんとうはどんな人なの……?


……分からなくて当然か。

だって昨日初めて会ったんだもん。



だけど。なぜか。


もう少し、青山くんを知りたい……そんなふうに思ったのは、熱のせいなのかな……。


火照った頬に、手の甲をあてる。



「出来たわ。ほら、こんな男の子よ」



渡された紙に書いてあったのは、青山くんに似ても似つかない男の子だった。