……にしても。
『なんでもいいです』
遠慮して、人に合わせようとするくせに。
変なところで我が強いんだな。
全然大丈夫じゃないくせに、自分のことになると我慢して……。
もっと人を頼れっての。
三浦や遠峯と仲が良いのが理解できない程、あの2人とはタイプが違う気がする。
3人で居れば、ほとんど目立たないだろう。
スマホを取り違えたとき、待ち受けになっていた画像を見て、俺はドキッとしたんだ。
3人で映っていた画像の中のひとりの女に。
あきらかに系統の違う3人のうち、右はじに映っていた控えめに笑う女。
決して目立つタイプではなさそうだったが、柔らかそうな笑みと瞳に目を持って行かれた。
胸が、ドクンって鳴ったんだ。



