もっと、俺のそばにおいで。



「あーーーーーー!!!」


「ちょ、杏奈うるさい!」



突然大声をあげた杏ちゃんに、友梨ちゃんがしかめっ面。



「青山くんて、風邪ひいてたよね!?」


「……う、うん……」



ぐぐっと迫られ、あたしはうなずく。

それが、どうかした……?



「もしかして花恋、青山くんの風邪もらっちゃったんじゃない!?」


「えっ……!!!」



固まるあたしに、友梨ちゃんもきょとんとした視線を向けてくる。


そ、そんなこと……。



「やっぱり花恋と青山くん、昨日一緒に消えたんでしょー!だって、昨日のあれだけの接触で移るなら、あたし達に移っててもおかしくなくない?そもそもこの時期に簡単に風邪ひかないよっ!」



えええええっ……。


ビックリしすぎて、なめていた飴を飲みこみそうになってしまう。